2013年2月5日火曜日

プランティカ、アーティスト・ファイル2013




ポーラミュージアムアネックスにて華道家プランティカの展示。花はアセビやアセボが使われていて、自転車やプラスティックのイスが埋まってます。

観た瞬間、驚くと同時に惹きつけられます。


プランティカの展示を観た後、ダレン・アーモンドのトークを聞きに国立新美術館へ。トークが始まるまでアーティスト・ファイルを観ました。

ダレン・アーモンドによる長時間露光で満月の光だけで捉えた風景写真が美しい。幻想的で、実際には目で見ることのできない風景。満月のシリーズでは、滝の上に虹ができている写真もあり、不思議な光景でした。ブロンズ製のBETWEEN HERE AND THE SURFACE OF THE MOONという文字の作品も詩的で素晴らしかったです。

2013年1月30日水曜日

〇〇、hubn't



MISAKO & ROSENにてRob Halversonキュレーションの『〇〇』展

出展作家/Bianca Beck/Kristan Kennedy/Chadwick Rantanen/
Sue Tompkins/B. Wurtz/Amy Yao/Anicka Yi

わけのわからないオブジェがカッコいい。


Art Center OngoingにてOrrorinの展示『hubn't』。

企画グループOrrorinを構成しているのは、美術作家、ディレクター、スポーツマン、社会学者、歴史学者、放送作家、建築家、デザイナー、評論家、俳優、古本屋経営者、駅員など

展示スペースに入ると勝手にパスポートを作られ、どこかわからない国に入国させられる。その国の通貨は石で、日本円1000円で石1個のレートになっている。石3個でTシャツが売っていた。

2013年1月25日金曜日

虹の彼方、脳で視るアート


府中市美術館で『虹の彼方』展。

日常のための展覧会。


武蔵野市立吉祥寺美術館にて中ザワヒデキ『脳で視るアート』

絵画、セルシリーズがかわいかった。


2013年1月14日月曜日

風が吹けば桶屋が儲かる


東京都現代美術館にて『風が吹けば桶屋が儲かる』展。キュレーターによるトークが始まるまで、前回来た時に見ていなかった作品を観る。なかなか真面目な展覧会でした。


『風が吹けば桶屋が儲かる』展の立花文穂デザインによるカタログ。下が裁断されていない凝ったデザイン。

そのあと、ナディッフで森田浩彰『交換・・作/備/品』展、TRAUMARISで名和晃平『Direction|TRAUMARIS』を観る。

ナディッフでの森田さんの展示は、東京都現代美術館の備品をそのまま展示してあるもので、備品そっくりに作られたものが美術館の備品が元々あった場所に置かれているそうです。

デュシャンのレディメイドと、フィッシュリ&ヴァイスの一見レディメイドに見えるものが実は精巧な偽物という、この二つの方法論が交換されたような面白い展示でした。

2013年1月11日金曜日

善兵衛の目玉(宇宙編)


愛知県美術館で奥村雄樹さんのトークを聞いてきました。そのあと同館で開催されている、奥村雄樹「善兵衛の目玉(宇宙編)」、『クリムト 黄金の騎士をめぐる物語』を観ました。

落語家、笑福亭里光さんに依頼して制作してもらった落語「善兵衛の目玉(宇宙編)」。これは日本昔ばなしの「善兵衛ばなし」と、江戸時代に望遠鏡を制作していた実在の人物である岩橋善兵衛を合体させた物語だそうです。突飛なストーリーを纏め上げる作風は、サイモン・フジワラ、サイモン・スターリングなどの作品を思い出します。奥村さんの場合は、笑福亭里光さんに物語を作ってもらうという点で、人に任せる度合いが強いです。

その日の夜、長者町プラットフォームで『奥村雄樹と下道基行と田村友一郎と山城大督によるプレゼンテーション+座談会』。夜だったせいもあり場所がかなり分かりにくかったです。田村友一郎さんとNadegata Instant Partyの山城大督さんの掛け合いがとても面白く、21:00終了のはずが21:30を過ぎてもなかなか終わらない座談会でした。

2012年12月28日金曜日

マリオ・ガルシア・トレス


退屈な光はギャラリーの寓意?

ライアン・ガンダー&ジョナサン・モンク


ライアン・ガンダーとジョナサン・モンクの二人展『“They came out of nowhere” he said, pointing to nowhere.』へ。

大理石で作られた幽霊のライアン・ガンダーの彫刻作品、「Tell my mother not to worry」がとても可愛らしく欲しくなってしまいました。子供が幽霊のフリをして遊んでいる様子をモチーフにした作品だそうです。

幽霊という掴みどころのないイメージと、大理石という強固な物質の組み合わせも面白いです。